お知らせ
北海道・中富良野町立なかふらの学園 校舎落成記念イベントでリプロダクティブヘルスの大切さを発信
NPO法人TGPが生理用ナプキン3,456枚とディスペンサー30箱を寄贈
2025年8月8日(金)・9日(土)、北海道中富良野町で2026年度に開校予定の義務教育学校「ラベンダーの杜 中富良野町立なかふらの学園」校舎落成記念イベントが開催されました。
「創る人」をコンセプトに、子どもたちの創造性と主体性を育む新しい学び舎の完成を祝うこのイベントには、地域・教育関係者だけでなく、未来の学びや働き方に関心を持つ多くの来場者が参加しました。
8日には、中富良野町と教育推進協定を結ぶ株式会社オカモトヤの鈴木美樹子社長、小松田清町長、そしてNPO法人TGP代表理事でプロゴルファーの東尾理子が登壇。
「子どもたちの未来と、学び・働き方のこれから〜地域・企業・家庭ができること〜」をテーマに、世代や立場を超えたトークセッションが行われました。
東尾は、自身の妊活経験をきっかけに立ち上げたTGPの活動や、子どもたちが自分の体や健康について学ぶ機会の重要性について語りました。
今回、株式会社オカモトヤ様のご支援を受けてTGPは同校の生徒に向けて生理用ナプキン3,456枚と、ナプキンを衛生的に収納できるディスペンサー30箱を寄贈しました。
「生理」は周期があるとはいえ、不意に訪れることも多く、特に小学生にとっては不安や恥ずかしさを伴いやすいものです。TGPは、校内の全ての女子トイレ個室にナプキンを常備することで、突然の生理にも安心して対応できる環境づくりを支援しています。
ディスペンサーには、産婦人科医と助産師の監修による、小中学生向けのやさしいメッセージを掲示。「自分の体と向き合うこと」や「友達を思いやる気持ち」につながる内容で、生理を前向きに捉えられるきっかけを提供しています。
「小さな蕾が、いつか大きく花開くその日のために」。
TGPは、全国すべてのトイレにトイレットペーパーと同じようにナプキンが設置される社会の実現を目指し、今後も活動を続けてまいります。